2014年4月に地上波で放送された「みんなの家庭の医学」がBS朝日で放送。
本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源SPとして、医学的に根拠のある食べ物を名医100人にアンケート調査した結果、たまねぎ・にんにくとともに、くるみが登場。
血管を若返らせるくるみ
くるみは、血管がかたくなる動脈硬化の予防と改善し、年を重ねても血管を若く保つことを可能にするという。
私たちの血管は、若いときは新品のゴムホースのように柔らかいが、年を重ねるごとに次第にしなやかさが失われ硬くなる。
α-リノレン酸
くるみの種の中身は仁と呼ばれ、1個のくるみあたり6~7g詰まっている。
この種の栄養成分をみると、約70パーセントが脂質。
この油の中に含まれるα-リノレン酸は体内に入ると、EPAやDHAに変わって、動脈硬化を抑制する。
EPAやDHAは青魚に多く含まれるが、くるみを食べることによりこれらを摂ることができる。
血管のダメージを防ぐ、ビタミンE等の抗酸化物質も豊富で、食べ続けることで、α-リノレン酸と抗酸化物質の働きから血管により良い影響をもたらすことが考えられる。
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奥薗流簡単くるみ料理
くるみを飽きずに毎日食べられる料理を、ナマクラ流ズボラ派料理研究家の奥薗壽子さんが考えてくれた。
くるみの下準備
ポリ袋に入れて叩いて、くるみを砕いていく
鶏肉のくるみ焼き
(1)鶏むね肉の皮を剥ぎ、一口大に切り、ポリ袋へ入れる
(2)塩と擦ったにんにくを入れ、よく揉みこむ
(3)水で溶いた小麦粉としょうゆを入れ、もう一度なじませて肉全体に小麦粉が絡まったらポリ袋を開いて、砕いたくるみを万遍なくまぶす
(4)オリーブオイルをひいたフライパンを中火にして、両面をこんがりと焼く
(5)鶏肉に箸を刺して、すっと通ればOK
カツオの中華風刺身サラダ
(1)セロリときゅうりをうすくスライス
(2)カツオを一口大に切る
(3)酢とからしをボウルで混ぜ合わせ、しょうゆ、みりん、しょうがのすりおろしを加えてタレを作る
(4)そこにカツオを入れ、味をなじませ、きゅうり、セロリと砕いたくるみを入れ混ぜ合わせる
このほかにも、くるみと豚肉を混ぜて作るくるみそぼろのレタス包み、くるみとかつお節が具になったくるみ釜玉うどんなどの夕食を1週間続けたところ、子ども7人のお父さんの血管年齢は59歳から実年齢まであと2歳の51歳に、血管の硬さは3.1から動脈硬化の基準値6をクリアし7.4へ血管が若返った。
アーモンドなどとミックスナッツとしても売っているし、料理でもおやつでも簡単に食べられそう。
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