認知症は初期に発見すれば、進行を止めるばかりか、正常に戻すことも可能という。
10月8日のサタデープラスでは、認知症の初期サインを見抜く、自宅でできる認知症チェック法。
メモリークリニックお茶の水院長・朝田隆医師が、食器ひっくり返し、ながらネギカットの3つを教えてくれた。
食器ひっくり返し
朝田医師によると、まずやってほしいのがこの食器ひっくり返し。軽度認知症の人はこれができなくなるそう。
そのやり方は、テーブルの向かい側に置いてある食器を、180度ひっくり返して同じに並べる。食器の配置だけでなく向きもそろえる。
8つの食器が置いてあって、3つ以上間違うと認知症の疑いがある。
番組内で小堺さんした結果では、味噌汁やご飯、納豆の配置が違っているが、そのほかにサラダの向きが180度違っている。結構むずかしそう。
メンタルローテーションといい、方向感覚の衰えを調べることができ、この感覚が衰えると徘徊などにつながるという。
方向感覚の衰えを防ぐ脳トレ
上下逆さまのアナログ時計を見て、時刻をこたえる。
上の時計は7時22分。
ながらネギカット
数をかぞえながら、ねぎを5等分にカットする。
認知症の初期段階にある、注意力が低下していないかをチェックする。
NGは3つ
・数をかぞえるのを忘れる
・5等分でない
・明らかに長さがバラバラ
1つでもNGがあると、要注意
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注意力の低下を防ぐ脳トレ グーチョキチョキパー
グーは両手でグー.。
チョキは片手がチョキ、もう一方がピストルのチョキ。
その次のチョキは、左右の手で出していたチョキを入れ替える。
パーは両手でパーを出す。
一定のリズムで、グー・チョキ・チョキ・パーを出す。
訓練すればできるようになるが、まごつくことで脳が刺激される。

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不思議な「心」のメカニズムが一目でわかる こころライブラリーイラスト版 杉山孝博 講談社発行年月:2012年08月 予約締切日:2012年08月24日 ページ数:98p サイズ:全集・双書 ISBN:9784062789684 杉山孝博(スギヤマタカヒロ) 川崎幸クリニック院長。公益社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問。公益財団法人さわやか福祉財団評議員。1947年愛知県生まれ。東京大学医学部附属病院で内科研修後、川崎幸病院で地域医療に取り組む。
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魔法の言葉
「昨日のニュース、何があった?」と聞くこと。
離れて暮らしていても、答え合わせができる。
質問をなげかけたときの相手がどのような反応をするかがポイント。
認知症の人は答えられない質問をされると、物忘れしたことを隠そうとして話題を替えたり話をごまかそうとする。
記憶力の低下を防ぐ脳トレ
3人の写真を並べて、10秒覚える。1人だけ別の人物にして並べ替えた写真を見せて、誰がいなくなって誰が増えたかをこたえる。
4人の並べ替えでも、同じように1人だけ別人物にしてやってみる。
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