TBS系テレビ「この差って何ですか?」で、緑内障になりやすい人となりにくい人の差が放送。
緑内障とは
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝える視神経に障害が起き、本来見えるはずの視界がだんだん狭くなっていき、やがて失明してしまうという恐ろしい目の病気。
日本には、推定360万人の緑内障患者がいる。
緑内障の原因は、目の中の房水という液体を排出する部分が詰まり、房水が増え続けてしまうから。
それにより目の中の圧力・眼圧が上昇し、脳に情報を与える視神経が圧迫されることで、障害がおきると言われている。
緑内障患者の6割が近視
眼圧が高まること以外にも、緑内障になりやすい人となりにくい人には、意外な差がある。
教えてくれるのは、東邦大学医療センターの富田剛司医師。
それは、近視か近視ではないか。
近視の人は緑内障になりやすくて、近視でない人は緑内障になりにくい。
目の形が正常の人は丸いが、近視の人はゆがんている。
近視の人のように横に長くなると、ちょうど視神経の部分が引っ張られたりして、強いストレスがかかってしまう。
眼圧が高くなくても、圧力を受けているような状態になってしまう。これが、近視の人が緑内障になりやすい大きな原因。
緑内障は悪くなるまで気がつきにくい
緑内障は症状が悪くなって初めて気づく。
左目に症状が出ていても、右目にまだ症状が出ていないと、左目でみえにくいはずの場所が脳が見えているように合成してしまう。
視野に不安があるような場合は、はやめに診てもらうのがよい。
コメント